皆さん、旨味の強い『お茶』はご存じでしょうか?
和音(わいん)が考える旨味の強いお茶で、名前が上げられるのは『八女茶』です。
八女茶は福岡県内で作られたお茶のブランド名で、栽培は八女市内を中心に周辺地域に広がっています。八女茶は全国的な生産量から見ると、ほんの3%程度しかありません。
その八女茶が全国的に知られるようになってきたのは、お茶生産者や関係者方の品質へのこだわりにより、平成7年以降毎年のように全国茶品評会の玉露部門で農林水産大臣賞を受賞するようになってきたからです。
【八女茶のはじまり】
今から約600年前、明国(中国)より帰国した学僧周瑞(しゅうずい)禅師は八女市の黒木町に霊巌寺(れいがんじ)を建立し,持ち帰った茶の実を分け与えて茶の釜炒製法と喫茶法を伝えました。これが八女茶の起源とされています。そこから八女茶の製法が広がっていったと伝わっています。
【八女茶の栽培方法】
八女茶は二番茶まで、三番茶を摘み取りしない茶園がほとんどです。その理由としては、三番茶を摘み取らないことで枝葉を大きくしっかりしたものにする(芽重型)です。芽重型することで、一番茶と二番茶の品質がよくなり、旨味も強いです。
【八女茶 旨味の強い訳とは】
八女茶にはコーヒーやココアには含まれていない、お茶特有の成分でアミノ酸の一種でもある『テアニン』が多く含まれます。
このテアニンは主に上高級茶に多く含まれており、旨味と甘みを引き立たせるための重要な味覚成分なのです。
又、テアニンは心身をリラックスさせて、脳内のアルファー波の出現を増やしてくれるといわれていますので、普段の食生活の中にお茶を飲む習慣を取り入れていただきたいと思います。
八女茶の特徴であるテアニンが『旨味の強い お茶』の秘密なのです。
福岡県八女茶のおいしさの秘密を理解できましたか?そんなおいしい八女茶の茶葉だけを一煎目、二煎目で楽しんでもいいですし、和音(わいん)の商品のようにハーブとブレンドしてその相性を楽しむのもおススメですよ。
ぜひ、旨味の強い八女茶をもっと親しんでください(>_<)
<参照資料>JAふくおか八女ホームページ